CONCEPT コンセプト
THE KAHALA 小杉陣屋町 9つの新価値 KAHALA時感
旧原家屋敷をデザインのモチーフに、 新たな街の景観を作り出す建築デザイン。
完成予想CG
風合いのある素材や伸びやかな庇、 蔵の意匠を取り入れるなど、 かつてこの地に構えた旧原家屋敷の 近代和風建築の特徴を、デザインの軸に。
明治24年から22年の歳月をかけて大正2年に完成した旧原家母屋。当時の高度な木造建築技術を駆使して 作られた総ケヤキ作りの豪壮な二階建て民家です。現在は川崎市立日本民家園に移築・復元され、平成13年 に市の重要歴史記念物に指定。また、生活品などの民俗資料や古文書などは川崎市市民ミュージアムに収蔵 されています。
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当時の面影を蘇らせた外装
重厚な蔵の意匠や大きな瓦屋根、黒漆喰の壁。そうした旧原家屋敷のイメージを踏襲し、職人が心を込めて 焼いたクレイマイスターといぶし風合いのタイルを用いると同時に、敷地の蔵で使われた石を再利用すること で、当時の面影や職人の温もりを現代に蘇らせています。
印象的で伸びやかな庇
旧原家屋敷の伸びやかな庇を建物全体のプロポーションに活かしつつ、バルコニーや鼻先の形状には、 軒裏のケヤキの木の風合いを踏襲し、デザインのポイントとしています。
エントランスから中庭へと風を通す吹き抜け
気の通る吹き抜けと広がる中庭への視界イメージパース
建物正面で迎える大庇とその上を中庭へと風を通す吹き抜けは「気」の通り道となるシンボリックなデザイン。 エントランスを抜けるとラウンジから中庭への視界が拡がります。
竹中工務店の技術と感性の結集が、クオリティライフを支える。